ものづくりの変態
先日も、私は物作りが大好きすぎて、変態級。ということを書きましたが(詳しくはこちら)
具体的にどんか感じに??大したことないでしょ!
と思う方のために、ちょっと書いてみようと思います。
いつから物作りが好きなのか
ズバリ、物心ついた時から。です。
覚えているのは、幼稚園の工作系も大好き、家でもよくいろいろなものを作っていました。
小学生になると、まずはビーズにハマり、ビーズでブローチを作ったりして、クラス中の子にプレゼントしていましたw
しかも大きなかわいい形のビーズではなく、🔺のような小さいビーズ(丸小ビーズ)を使って、ワイヤーで国旗を作ってみたり・・・となかなか細かい作業をしていました。
小学校3年生からはミシンの楽しさに目覚め、覚えているのは小3でパッチワーククッション。小5でプリーツスカートを夏休みの工作に提出していました。
というふうに私のものづくり好きは、スジ金入りなのです。
誰の影響でものづくりが好きなの?
私に一番影響を与えているのは母。です。
母もハンドメイドが大好きで、私たち姉妹の洋服を作ってくれていたりしました。
ピアノを習っていたので、その発表会のドレスなどを作ってくれて、みんなが褒めてくれるので、子供心に鼻が高かったのを覚えています。
他にも、父と一緒に手作りの木工パズルを作ってくれたり、とDIYも好きだったようです。
そんな母の影響でものづくりが大好きになったのは間違いありません。
でも、よくよく考えて見ると、母方の祖母は絵がとっても上手で、着物に絵付けなどもしていました。
父方の祖母も帯のお仕立てを仕事にしていたようで、編み物も得意だったし、ものづくりが上手だったようです。
あと、今になって感謝しているのが、一緒に住んでいた祖父が大手デパートの画商だったこともあり、家の中には「本物」の絵画や陶器などの芸術作品が溢れていました。
これも今となっては、私の感覚の部分に大きく影響していると思います。
一番最初に売れたものは?
私は高校時代にはパターンブックを見てそれをアレンジして、自分の洋服を作れるようになっていたので、高校時代から自分のデザインした洋服の委託販売を始めました。
神戸の新開地にあった、クリエイターさんが集うセレクトショップのようなところで作品を置かせてもらっていましたが、今考えると、ちょっと恥ずかしいくらいのレベルw
それでも何着か売れて、とってもうれしかったのを覚えています。
それと同時くらいの時期から、お友達のお母さんからのオーダーでワンピースなどの縫製もお金を頂いてしていました。
このころからDIYにもハマり、自分で棚とかつくっていましたw
今の私を作っている経験
高校を卒業し、両親の反対を押し切って、大阪モード学園に入学。
そこで服作りの基礎を徹底的に学びました。
在学中は、手芸店でアルバイトをしていて、手芸店の生地を好きに使ってサンプルを作って展示したり、型紙を起こしてオリジナルのバックの見本を作らせてもらったり、ビーズやちょっとしたものづくりを教える講師のようなこともするなど、かなり自由にさせてもらっていました。
この手芸店のアルバイトで、ハンドメイドに関する道具や技法をかなりたくさん目にして、今の発想の多さ。につながる部分を多く得た気がします。
もちろん学校では、びっくりするくらいの課題の量をこなし、毎日楽しく、服作りをしていました。
授業でみんなが1着作るところ、私は手が早いので、2着は作っていたし、ほんとに幸せな日々を過ごしていました。
専門学校卒業後は某アパレルメーカーのパタンナーとして就職。
勤めながらも、自分の服を作ったりしていました。
ただ、結婚をして沖縄へ行かなくては行けなくなったので、1年ちょっとで退職。
本当はもう少しここで経験を積みたかった・・・。
沖縄へきてから
Sunlilyとしての活動を開始します。
子供も産まれ、アパレルへ勤めることができなくなったので、 家で子供のために物づくりをしていましたが、子供に作るだけでは物足りなくなり、チャレンジショップというレンタルBOXを置いているお店へ納品し、販売を開始。
その後、販売箇所を変えながら、委託販売を続けたり、イベントへの出店など経験し、今では、オーダーメイド服や小物、また、いろいろな織物組合さんや紅型作家さんからの縫製依頼のお仕事を引き受けさせていただいたり、もしています。
毎日何かを作っていることが楽しすぎて、気がつけば夜中の2時、3時とかはよくあることw
何かとは、洋服や小物などの「洋裁」ももちろんですが、棚やベットなどの「DIY」だったり、フライヤーや名刺などの「DTP」だったり。ととにかく作るのが好き!
(ただ、主婦としては残念な事に、料理だけは作るの、そんなに好きじゃないんですよね。。。)
企業であれば、確実に超ブラック企業。と認定される働き方をしていますが、これが楽しくてたまらないから、私は変態だと思っていますw
とは言っても、寝ないとダメな体質なので、昼寝したりしているのでご安心を♩
こういう感じで、私のものづくりに目覚めてからの人生は35年を超えました。
(ミシンだけだと30年の経験)
本当に作るのが好きで、作っている時間が幸せなのです。