知識+感覚=私?
Sunlily の名前の由来、想いでも書いたように、私は異素材MIXや、異なる柄同士の組み合わせが得意です♩
例えば、🔺こちら、私のお気に入りの1着。
こちらは紅型(シルク)+ポリエステル です。
質感はにているけど、天然素材と化学繊維という異素材の組み合わせ。
また、他には、
🔺は Sunlily の商品の中でロングセラーのランドセルカバーとベビースタイ。
どちらも一つの生地だけにしない。柄✖️柄を意識して作っているので、同じものできないものづくりをしています。
これってすごく大切で、市販のものって、(特にファストファッション)かぶる確率高いです。でも、安くてかわいいから売れます。
でも、逆に私たち個人のデザイナーに求められているのは、「オリジナリティ」であり、「特別感」だと思っています。
なので、簡単にまったくおなじものができないように意識して、ものづくりをしています。
せっかくご購入いただいたのに、「あ、あの人とまったく同じ」ってすごく好きな人以外とのお揃いって、ちょっと残念じゃないですか?
なぜ私が異素材や柄の組み合わせが得意なのか・・・
それは、長年色々なものを見て培ってきたものも大きいですが、実は私は、専門学生時代そんなにセンス抜群!という生徒ではなかったと思います。
コンテストでの賞も学内は結構頂いていた方ですが、学外だと、そんなにたくさんは取れなかったし、ごく普通の子。でした。
でも、パーソナルカラーを学んで得た知識、そして、生花で得たバランス感覚と、意識して見るようになった目。を使い大人になってからも継続して自分で感覚を磨いてきました。
少し話はずれますが、いけばなは基本(特に私の習っている嵯峨御流は)
引き算の美学 余白の美だと思います。
なので、いかに削ぎ落としていくか。が鍛えられます。
(そのへんは私はまだまだこれからですが)
柄と柄の組み合わせでも、要素を絞る。共通項を持たせる。などをちょっと意識してみたり。思いっきり感覚だけに頼ってみたり。と知識と感覚のバランスをとって、私にしか作り出せないもの。を目標にしています。
🔺は フリーマガジン たいようのえくぼの衣装。
黒と和風の柄を共通項として、赤・青をポンポンの色で統一感を持たせてバランスをとっています。
🔺も たいようのえくぼ 表紙。
こちらはビビットトーンにそろえることで、バラバラの柄、色でも引き立て合うように意識しています。
異素材の組み合わせも デニム✖️着物地 だったり、麻✖️レース だったりと、あまり合わせないようなものをあわせていますが、写真が探せないので、こちらはまたこんどw
すべての組み合わせの原点は「枠にとらわれない」で考えること
私はDIYが大好きで、ベットを自作したり、部屋の壁に棚を作ったりもします。
(インパクトドライバーやサンダーまで持ってます♩)
そういう木工の知識や経験。
アクセサリーも作ります。
なので、ビーズやレジンの知識や経験。
DTPデザインもします。
なので、印刷物の知識や経験。
いけばなもお稽古しています。
(現在嵯峨御流 奥伝)
なので、お花の知識や経験。
これらのものは一見バラバラに見えるかもしれませんが、私の中ではすべて「創る」「自分を表現する」ということで共通しています。どれも「たまらなく好き」でもあります。
いろいろなものづくりの経験があるからこそ、一つのジャンルに絞られることなく、柔軟なものづくりができます。
そして、創るという作業や工程はなにより楽しく、私の「癒し」なのです♩
それが、人のために作った時に喜んでもらえて、お金までいただける。私にとって、こんなに幸せな仕事はありません❤️